2017/09/27

【子育て悩み相談】『子どもが読書嫌いで困る』という悩みは本当に必要なのか?

 

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一人娘の家庭教育から生まれたオリジナルメソッド『万の種』。
「遊びは学び♪学びは遊び♪」がコンセプトの知的好奇心種まき講座を企画・運営しています。(対象は未就学児から小学生まで)
子育てや講座内で活用してきた「おもちゃや教材の話題」を中心に、子育て中の親子にとって役に立つ情報をお伝えします!!

どーもー!

遊びながら知的好奇心を育てることが大好きな 万の種 あひる です。

子どもには本好きになって欲しいんです~。

保護者ぱんだ

うちの子、本読まないんですよね~。どうしたら良いでしょうか?

保護者らいおん

・・・なんて話ってよくあるんです。

 

  • 読書する子になって欲しいんです。
  • どうしたら本好きになりますか?
  • 読書しないとダメですよね?
  • 読書したほうが頭が良くなりますよね?

・・・などなど、

本好きになって欲しい親御さんの悩みは、傍から見ていると意外と深刻そうです。

でも、ちょっと待ってほしいんです。

 

その悩み、本当に必要な悩みなんですか?

 

本日は読書にまつわる『迷信』と「こうやって考えると良いよ!」という『オススメ』と両方をお届けします。

記事を読みつつ、その『子どもの読書に関する悩み』が本当に必要なのかどうか?良かったら考えてみてくださいね。

 

読書好きが良いとされる迷信色々

迷信その1:読書好きは国語の成績がいい

 

読書好きって国語の成績が良いんですよね?

保護者くま

いやー、実はそうでもないんですよ。

万の種あひる

国語の成績が良くて本が好きな子ももちろんいますけど、

  • 国語の成績は良いけど読書は嫌い
  • 国語の成績は良くないけど読書は好き

のどちらのケースもあります。

 

コレはなぜかと言うと、

国語のテストで点数を取る方法と、読書のスキルとは違うものだからなんです。

 

国語のテストは出題者の意図を読み取って、正解を導き出していくスキルが問われるし、

読書は、物語に入り込むなど、文字情報に集中して情報を抽出するスキルが問われます。

 

なので、『読書しないと国語の成績が上がらない』は迷信ですし、

『読書好きだから国語の成績が良い』も迷信です。

 

迷信その2:読書しない子は集中力がない

 

集中力のある無しって、読書できるかどうかとは関係ないです。

 

集中力は、「好きなこと」「興味のあること」「面白いと思えること」に向かっていくとき発揮されることが多いものですが、それが読書とは限りません。

本を読まなくても、サッカーなら一日中夢中になってやる子もいるし、

ゲームならずっと続けていられる子もいます。

 

なので、読書に集中できる子というのは、読書が好きだし、面白いと思っている。

そういうことなんです。

 

迷信その3:読書しないとバカになる

 

「読書する子が頭が良くて、読書しない子はバカだ」という話をちらほら聞きますが、私の実感としては全然そんなことありません。

先にも書きましたが、読書量と成績は必ずしもリンクしませんし、本でなくてもいくらでも情報収集することができるからです。

 

また、ちょっと専門的な話になりますが、人間の情報のとり方には個性があって

  • 目で情報収集するのが得意な『視覚タイプ』
  • 耳で情報収集するのが得意な『聴覚タイプ』
  • 体感覚で情報集するのが得意な『体感覚タイプ』

と大きく3つのタイプに別れます。

(複合型もありますが、今回は割愛。)

 

「人間の情報収集は8割が視覚という説」もありますが、必ずしも、目だけで情報を拾っているわけでありません。

聴覚で情報収集したほうがよく頭に入るケースもあれば、体感覚も一緒にあったほうが良いというケースもあります。

 

ちなみに、私は『聴覚タイプ』の人間なので、字面を目で追う読書よりも、音声情報のほうが情報収集に向いています。

(なので、ネット上の情報もYOU TUBE や、読み上げアプリを使って『音』で情報を収集することが多いです)

 

本だけが情報収集の手段ではないし、本が万人向けの情報収集の手段でも無いということなんです。

 

迷信その4:読み聞かせしないと読書好きにはならない

 

読み聞かせは親子のコミュニケーションにもなるし、子どもがお話に入り込むことで創造性などを育むことが出来る素晴らしい時間になることが多いです。

 

でも、フルタイムで働いていたり、何らかの理由で、読み聞かせをしたくても出来ないんです、というケースもありますよね。

でも、大丈夫です!

「子どものためにしてやれない」と罪悪感を抱く必要はありません。

 

その子の中に本をよむ好奇心の種があるなら、親が手をかける、かけないに関わらず、いつか芽が出ます。

子どもにとっての環境は親だけではないですから。

友達から、先生から、色々なところで影響を受けて育ちますので、何がきっかけになるかなんて分かりません。

 

迷信その5:子どものうちに読書が好きにならないと一生本が読めない人になる

 

「○歳までに一人で本を読めるようになりましょう」みたいな指導を目にすることがありますが、私に言わせりゃ、そんなのナンセンスです。

 

読書なんで、趣味の一つに過ぎません

 

好きな人も嫌いな人もいて当たり前だし、「いつ好きになるか?」なんて人によってタイミングが違って当たり前。

「いついつまでに読めるようにしなくては!」そんな強迫観念はいりません。

 

また、読み聞かせてもらうのが好きな子に対して、むりやり「もう自分一人で読まないと!」と突き放すのも、違うなと思います。

読み聞かせでは本に親しむ以上に、スキンシップだったり、心の安定のためだったり、色々と子どもの求めるものが付随してあります。

なので、「もう高学年なんだから、本は一人で読みなさい!」のような声掛けは、子どもにとってはちょっと酷かなあと思います。

 

まあ、親の都合もあるでしょうから、ケースバイケースでしょうけどね。

 

読書について、オススメしたいこと

オススメその1:漫画も読書にカウントする

 

うちの子は全く読書をしないんです・・・

保護者らいおん

と言われる親御さんの声をよくよく聞くと、そういう子でも漫画やゲームの攻略本は読んでいたりします。

 

良いじゃないですか。漫画でも、ゲームの攻略本でも活字読んでますよね?

 

漫画から人生訓や人間の心の機微など学んだり、攻略本から戦略の立て方やトライ&エラーの試行錯誤の仕方を学んだり、子どもたちが会得しているものは、実は沢山あるんです。

 

たかが漫画、たかがゲームの攻略本って切り捨てないでいただけたらと思います。

 

オススメその2:本人の好きにさせる

 

本を読まないのを心配するあまり、「ちょっとは本を読みなさいよ!」と言ってしまうと、

ますます本から遠ざかる可能性が高いです。

命令されちゃうと、「本」がちっとも面白そうに思えませんから。^^;

 

放っておくと、ひょんな事がきっかけで一気に本が好きになったりすることもあります。

友人の間で盛り上がったから気になったとか、映画を見てノベライズを読みたくなったとか、

テレビやネットで話題になっていたとか。

 

何がきっかけになるかは分かりませんが、本人が能動的に「面白そう!読んでみたい!」

と思うことがあれば、勝手に読むようになります。

 

オススメその3:環境は用意しても期待はしない

 

環境があるのは良いことです。

うちの中にあるものは手に取りやすいですし、親が本好きなら子どもの本を好きになりやすいですから。

でも、「環境を用意したんだから、きっと本好きになるはず!本好きになってもらわねば・・・!」

という下心は、ときに逆効果になることも

「環境は作るけど、後は本人に任せる」くらいのスタンスの方が良いかもしれません。

 

オススメその4:心配しない

本好きにさせたくて色々と試してみたんですけど、本好きになってくれないんです。

このままでいいのかなって心配になるんです

保護者らいおん

こんな声を聞くことがありますが、心配いりませんから!

 

先にも書きましたが、読書は趣味の範疇です。

趣味の中で読書だけクローズアップする必要はありません。

 

自分は本が好きなのに、なんでうちの子は本が好きじゃないんだか・・・

全く理解できません。

保護者らいおん

いや、親子は別人格ですから、そりゃ趣味嗜好が瓜二つっていうのはむしろ難しいです。

・・・お子さん、まさかクローンじゃないですよね??w

こぶちゃん

 

要するに。

 

「子どもに任せておけばよし!」

ただ、この一言に集約されちゃいますねっw

我が家の場合。

 

読み聞かせはある程度してきましたが、娘は全く本を読まない子でした。

絵本なんてたくさんあったのにね。

 

小3のときにハリーポッターが流行って、あのぶっとい本を沢山の子がこぞって読んでいたときも、

娘はまるで他人事。

でも、人それぞれだからね、と思っていました。(大抵のことはまあ良いかってなるので)

 

中学生になって、娘の中でハリーポッターブームが遅れてやってきたので、

そこからは怒涛のように読書もしてましたけど、今は読書熱が冷めて、今度は漫画に夢中です。

 

それで良いんだと思います。

 

必要なときに彼女が必要なことを選択するのだから、それだけでいい。

 

沢山の子どもたちを見てきて思うのは、読書に限らず、人間って多種多様だということ。

多種多様だからこそ、面白いんだし、いろんなケースがあって当たり前。

 

一見常識めいた(例えば今回なら『読書する子にさせなくては!』みたいな)話って、本当に自分やわが子に当てはまるかのか?

いつも、冷静な目で見たいものだなと思います。

 

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本日のまとめ。

  • 読書量は必ずしも成績に影響しない。
  • 読書は趣味。好きでも嫌いでも問題ない。
  • 読書の環境があるのは良いことだが、親に下心がありすぎると逆効果。

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