2017/09/24
【子育ての悩み相談】魔の2歳児『イヤイヤ期』にどう対応したら良いの?
どーもー!!
遊びながら知的好奇心を引き出すことが大好きな 万の種 あひる です。
子どもが小さいときってなかなか大変ですよね。
大人のペースで動いてくれないし、大人の都合も通じないし・・・
そんな一つの例が『魔の2歳児』から始まると言われるイヤイヤ期です。
何を言っても『イヤ!!』一点張りの時期があるお子さん多いですもんね。
2歳、3歳くらいになると、今までなんとなくしか認識していなかった自分自身のことが
だんだん分かるようになってきます。
すると、自分の存在というものをちゃんと確認してみたくなるんですよね。
「イヤ!」と言ってみることで、「自分は自分」という自我がちょっと芽生えてきたりするわけです。
でも、
「イヤ!」の中身は、本当に嫌で言っていることもあれば、
本当に嫌なのではなく、自分自身を確認する作業から来ていることもあります。
今日は
出かけようと思ってるのに、2歳児に駄々をこねられてなかなか外に出られないんです・・・
らいおんママ
というお悩みに対して、
実際の例を交えながら、イヤイヤ期の対応の仕方を紹介します。
(以下は実例ですが、全てのケースに当てはまるわけではありません)
『イヤ!』と言われたときの一つの対処法
もう出かける時間が迫っているのに、子どもが駄々をこね始めた・・・。
まずはそんな状況から。↓
「こうしなさい」「ああしなさい」がイヤ!なので、
「急いで!」「もう行くよ!」など一方的に言われると、それに反発して
「やだ~!!行かない~!!」となっているところです。
力任せに無理やり連れて行くことはできるけど、もっと良い対応の方法って無いかしら・・・?
らいおんママ
そんなときには例えば、こんな方法があります。
「自分でコントロールしたい!」と子どもが思っているときには、
選択肢があると『自分の意思で決められる』ので、抵抗がなくなります。
この時のコツは、「行く」「行かない」の選択肢を与えずに、
出掛けることは既に決まっている前提で、選択肢を示すこと。
例えば、「これと、それ、どっち着て出掛ける?」のような感じです。
選ぶことができると、子どもは自分の意思を通せた満足感を得られます。
イヤイヤ期は、自分で選びたい年齢になったというサインです。
なので、「子ども自身がが選んで行動する」という演出ができると
大人にとっても子どもにとっても幸せな結果になりやすいです。
(※ただし、子どもが本当に嫌だと感じている場合は、この手は使えません。
本当に嫌がっている場合は、「どうして嫌なのか?」その原因追求にチェンジすることをオススメします。
また、他の欲求が隠れているときにもこの手は使えません。
要はお子さんの様子を見ながら、その時最善と思う手を尽くしてみることをオススメします。)
『選ぶ』という行動は自立していくために大事なこと。
子どもが成長していく過程で、いつも大人が用意して全部お膳立てして・・・
ということが仮にあったとしたら、それは子どもの経験値を親が奪ってしまう事になりかねません。
もちろん、親のほうが経験値があるし、予測もたてられます。
でも、仮に失敗するなとわかっていても、時には眼をつぶって子どもが選んだことを体験させる。
その体験が子どもの経験値になっていきます。
(もちろん、ケースバイケースなので、全部子どもの思い通りにせよ、なんて話はしていませんよ)
イヤイヤ期は、子どもにとっても親にとっても、半分自立するチャンスなんです。
もちろん、まだまだ子どもは親の援助が必要ですし、子どもも全部一人では決められません。
でも、「能動的に自分で何かを選択する」をいう経験を繰り返すうちに、
「自分の好き」が明確になったり、「自分のやりたいこと」が出てきたりします。
そして、自ら何かを選択していく過程を繰り返すことで、「好き」や「やりたいこと」に向かう集中力や能力を育てていくことが出来ます。
子どもが自分で選びたいんだという態度を取ったら、
はじめは、「AとBどちらにする?」のような2択から始めて、少しずつ選択肢を広げていくと、
自分で選ぶ感性が育っていきます。
(子どもによりますので、2択ではなく、「今あるもの全てから選ぶほうが盛り上がる場合」はそれでももちろん構いません。)
イヤイヤ期は、子どもの好きを見つけるチャンスでもあります。
是非楽しく面白がって乗り切ってみてくださいね^^
注意点
今回の記事は、心に余裕がない場合、時間的余裕がない場合など、
「そんなこと無理だよ!」という感想を持たれる方もいると思います。
個々に状況は違いますので、「余裕がない私はダメな親なんだ・・・」のように
落ち込んだり、自分を責めたりしないようにお願いします。
必死に子育てしてるときには、理想通りにはなかなか行かなくて悩んだり、
途方に暮れたり、投げ出したくなったり、それは色々なことがありますから。
一つ言えるのは、必ず「イヤイヤ期」は終わります。
どんなに今がしんどくても、必ず終わる日が来ます。
だから、大丈夫ですよ!!
本日のまとめ。
- 『イヤイヤ期』は自我の芽生えと自分の好きを知るチャンスになる
- 『イヤイヤ期』は子どもと親の半分自立のチャンス
- 子どもが自分の人生をしっかり歩いていけるように、子どもが選択できる場面を積極的に作ろう
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